ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

【展開予想】村田諒太VSゴロフキン ミドル級の帝王に日本の英雄はどう挑むか

ミドル級において金メダルと世界チャンピオンという日本ボクシング史上最高クラスの功績を残している村田選手。その村田選手がプロ入りしてから今にいたるまでずっと頂点の象徴として見続けているゲンナディ・ゴロフキン選手との試合の展開予想の考察をしていこうとおもいます。

 

両者のファイトスタイルは同じ?それとも、、、、

村田選手とゴロフキン選手もファイトスタイルは簡単に言えばプレッシングファイターです。とにかく相手を下げることで試合の流れをコントロールし、相手を肉体的や精神的に削っていくものです。特に村田選手は世界戦での6戦は基本的のこの形です。おそらく今後もこのスタイルのまま帰ることはないでしょう。一方のゴロフキン選手はどうでしょう?ゴロフキン選手の場合ミドル級20度の防衛戦があるため参考にしやすいです。やはり防衛戦の相手の多くはゴロフキン選手相手に打ち合いを避けるため距離をとってアウトボクシングに徹しますよね。僕が思うにゴロフキン選手相手にまともに正面から打ち合って勝負になったボクサーというのはカネロ選手とデレビヤンチェンコ選手ぐらいかなと思います。それほどゴロフキン選手の圧力とフィジカルはミドルにおいて群を抜いている印象です。そのためゴロフキン選手は相手を追いかけプレスをかけ続けコンビネーションを叩き込むスタイルが皆さんの連想するスタイルでしょう。ではそのような戦い方しかできないのかというとそうではないです。その答えは対デビット・レミュー戦とカネロⅡ戦にあります。まずはレミュー戦、ゴロフキン選手はレミュー選手の豪打を警戒してかプレスをかけるスタイルではなく中間距離のジャブの差し合いで削っていくスタイルを選択しました。いつものプレスをかけるスタイルというのは派手なKOシーンやダウンシーンが生まれやすい反面、相手のパンチを被弾するリスクがとても高いです。当然相手との距離が近いため相手のパンチを外しにくいためです。打たれ強いゴロフキン選手ですがレミュー選手の豪打を警戒しているためこの試合に関してはへたに距離を詰めることは一切しませんでした。それどころか普段はあまり見せないショルダーディフェンスやスウェーでレミュー選手にほとんど被弾を許しませんでした。次にカネロⅡ戦目、この試合はゴロフキン選手がプロで初めて敗北してしまった試合です。しかし試合自体は互角でゴロフキン選手の新たな姿も見えれました。いつもならゴロフキン選手のプレスに下がる相手でもこの試合のカネロ選手は違った。どっしり構え真正面からゴロフキン選手と打ち合い逆にゴロフキン選手を下げました。切れのあるボディ打ちにより打ち合いは分が悪いと悟ったゴロフキン選手は下がりながらのジャブでカネロ選手を削ろうとした。当然ボディも効いてたし、見栄えのいいパンチもカネロ選手の方だったと思いますが有効なジャブの手数が多いためカネロ選手も中盤以降はなかなか有効打をとれずに後半に関してはゴロフキン選手がほとんどポイントをとっていました。このようにゴロフキン選手はただプレスをかけるだけでなくやろうと思えば世界クラスの相手に様々な戦い方ができるファイターということがわかります。

 

プレスをかけ続ける村田に対しゴロフキンはどう動く?

前回の記事通り村田選手がこの試合に対して大きな変化をして来るとは思いません。そのためこの村田選手に対してゴロフキン選手がどのようにして戦うのかの予想はさほど難しくはありません(当たるかどうかは置いといて)。まずゴロフキン選手の過去の対戦相手達と村田選手の比較をしてみるとある一つのことに気づきます。それはゴロフキン選手が戦ってきた選手の中でも村田選手はサイズが大きくパワーがあるプレッシングファイターということです。ゴロフキン選手よりもサイズが大きいボクサーはいましたがここまでパワー型に傾倒した選手は初めてでしょう。この点は間違いなくこの戦いの大きなポイントになるはずです。これはやってみないとわからない点ですが、そもそも村田選手がゴロフキン選手にパワー負けし簡単に下がるようでは勝負にならないでしょう。前の村田選手のブログで追いあいの話の時に村田選手の追い足は素晴らしいと述べました。そしてこの選手相手に会うとボクシングするのは本当に難しいとも言いましたが。それと同じことはゴロフキン選手にも当てはまります。それに加えゴロフキン選手はダニエル・ジェイコブス選手を倒してるためよりそのすごさをより証明しています。そのためゴロフキン攻略のためには彼を苦戦させたカネロ選手やデレビヤンチェンコ選手のように正面での打ち合いの結果下がらせるか効かせることは必須なのです。ここでは仮にですが村田選手がゴロフキン相手にパワー負けしないとします。おそらく中間距離の攻防もゴロフキン選手の方に有利に傾くと思います。ゴロフキン選手はフックだけで様々なバリエーションがあり、なんといっても強力なジャブがあります。まともに中間距離で戦うと削れていくのは村田選手の方かなと思います。やはり先ほど述べた通り村田選手が勝利を掴むためにはゴロフキン選手に危機感を持たせ下がらせることですね。僕はそのための武器を村田選手は持っていると思います。それがズバリ左ボディです。村田選手の強力な武器で同門の亀海さんも村田選手のボディ打ちは打たれていることがストレスになると語っていました。実際に最近のゴロフキンはボディを効かされていました。数年前では見つからなかったweakpointです。当然左ボディを打ち込み効かせるまでが難しいと思いますが逆に効かせて下げさせれば村田選手はゴロフキン選手相手にポイントアウトできるのではないでしょうか。相手を下げさせれば今の村田選手のコンビネーションと破壊力に関してはミドル級でも強力なものです。ただ少し付け加えると、相手を下げられなけば逆にほかのミドル級トップ選手に勝つのは厳しいかなということです。あとそもそもトップクラスの選手を下げさせることの難易度も尋常ではないです。つまり結論村田対ゴロフキンは下がった方が負けるという展開になるかなと予想します。

 

今回のブログはここまでです。前回のカネロ戦、今回のゴロフキン戦といい村田選手にとってははるかに各上の選手との試合になります。しかし、日本のミドル選手がこのようなトップファイターとの戦いのうわさが聞こえてくる時点でとてつもないことだと思いますし応援したいと感じます。巷の噂では最近の戦いで衰えを見せているゴロフキン選手と上り調子でPFPでも評価が上なカネロ選手ではゴロフキン選手の方がカネロ選手よりも勝ち目があるのでは?という意見がある。ただ僕はどうは思わない。ぶっちゃけどちらも同じくらい勝つことは難しいと思う。むしろ村田選手の望む相手を下げさせるという点に関してはゴロフキン選手の方が難しいとともにリスクも高い気がする。それでも僕はどっちの試合を見たいかと言われればゴロフキン選手との試合が見たいですね。なぜならそっちの試合の方が緊張感を持ちながら見れそうだからです。