ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

エキサイトマッチ怒涛のビックマッチ!! チャーロ兄弟 ネリ カシメロなど話題のファイター集結

コロナ禍のため停滞したボクシング界ですが日に日に試合の数も増え、元通りとはいかないものの活気が戻ってきました。ただ、世界のボクシングを放送しているエキサイトマッチでも生中継が2月23日のワイルダーVSヒューリーから一切になかったため今回の生中継はそういった意味でも楽しみなものになっています。そこで今回はエキサイトマッチで生放送される予定の2試合に焦点を当てて試合前の展望を語っていこうと思います。

 

放送カード

第1部メインイベント WBC世界ミドル級タイトルマッチ

 ジャモール・チャーロVSセルゲイ・デレビヤンチェンコ

 

アンダーカード WBO世界バンタム級タイトルマッチ

 ジョンリール・カシメロVSデューク・マイカ

 

第2部メインイベント WBCWBAスーパー・IBF世界スーパーウェルター級王座統一戦

 ジャーメル・チャーロVSジェイソン・ロサリオ

アンダーカード WBC王座決定戦

 ルイス・ネリVSアーロン・アラメダ

 この日はアメリカで同時日に2つの興行が行われ、コロナ禍後の世界戦の中でも注目を浴びています。日本のボクシングファンの中でも人気があり高い評価を得ているチャーロ兄弟に井上尚弥選手との絡みで注目をされているカシメロとネリ。各々の選手が難敵とぶつかる形となっています。それでは1戦ずつ語っていこうかなと思います。

 

カシメロVSマイカ

4月に井上尚弥選手の対戦相手として決まっていたカシメロ選手ですがコロナ禍によりファイトマネー減額で井上選手の相手は割に合わないと思ったのか対戦の話がなくなりました。この選手は3階級を制覇しており前王者のゾラに・テテ選手を3Rに戦慄のKO勝ちした試合が有名です。ファイトスタイルは飛び込んで1発強力なパンチ強振するスタイルです。怖さがあるものの大振りなためリスクが高く、当たればいいですが当たらないとずるずる行ってしまう展開が多いです。そして今回そのカシメロ選手の相手はガーナのデューク・マイカー選手。正直この選手のことはカシメロ選手の対戦相手として名前が出てくるまで知りませんでしたが24勝19KO無敗と戦績は素晴らしいものです。ただ世界クラスのファイターと戦うのは今回が初めてです。YouTubeで2,3試合見た限りはガードが高いプレッシングファイターかなという印象です。

 

文字通り1発が当たればカシメロ 当たらなきゃ負けもあり得る

 カシメロ選手はおそらく前回のテテ戦のように基本は下がり続けて飛び込むためのスペースを作り、スキを見て飛び込んでの強打を打ち込むスタイルでしょう。この選手は余り中間距離でボクシングしたり近距離でインファイトしたりはしません。だからその分黒星をつけられたアムナット選手のようなアウトボクサーやムザラメ選手のようなインファイター、つまりその部門に特化した選手相手にはとなかなかポイントをとることができませんでした。ただマイカー選手が今までと大きく変えてこないならばそのようなタイプではないのでカシメロ選手としてはやりにくさは感じないでしょう。そのため飛び込んでの1発が当たればテテ戦の再現。逆にマイカー選手がしっかり踏み込みに対応できれば僕はマイカー選手がアウトボクシングしても驚きません。カシメロ選手は1発が当たるかの当たらないかのばくちみたいなもので、それ以外の攻め手があまりないので当たらなけらば結構な塩試合になるかなと予想します。

 

ルイス・ネリVSアーロン・アラメダ

日本のボクシングファンの中でもトップクラスに嫌われているネリ選手約1年3か月ぶりの試合を行います。そもそもなぜ嫌われているかというと当然山中選手との2戦のことが原因です。さらにその後も体重オーバーによりエマヌエル・ロドリゲス選手とのWBC挑戦者決定戦を中止にした実績もあります。ただボクシングの実力に関しては認められていて、KO率が高いためアメリカの興行でも最近は頻繁に呼ばれています。対するアラメダ選手は上記にあげたマイカー選手と同じような選手です。ただ戦い方はマイカー選手と違い、中間距離で刺しあったり打ち合ったりもします。実際のKO率よりも体のパワーを感じるのでSBの小さい選手が打ち合うのは危険に思えます。

 

激しい打ち合いの末たっているのは果たして?、、、、

ネリ選手のストロングポイントは打つたびにパワーが上がっていく連打。普通は打てば打つほど疲れて連打が鈍るものですが、ネリ選手の場合打てば打つほど腰が据わり強打になる。そしてそれに拍車をかけるのが体のパワーとサイズです。身長が特別高いというわけではないのですが戦ってきたバンタムの選手の中でも大きく感じます。また、サウスポーが得意なのかサウスポー相手にはカウンターを入れているシーンも目立ちます。戦ってきた選手はネリ選手に体のパワーで押しつぶされていたため、今回のアラメダ選手がどこまで体の強さで迫れるかです。今までのバンタム級よりも1階級上の戦いとなるためナチュナルなスーパーバンタム級のアラメダ選手としてはネリ選手にパワー負けはしないかなという印象です。回転力はネリ選手が上なのですがネリ選手は決して打たれ強くないため打ち合いでネリ選手が上回っても途中でアラメダ選手に流れが来ることもあります。個人的にはアラメダ選手が今までよりもネリ選手の連打に打ち合うものの後半にはパンチのパワー差でダメージが溜まりネリ選手の勝利かなと予想します。

チャーロ兄弟

ボクシング界双子のチャンピオン、チャーロ兄弟。今後各階級の中心人物になる可能性があるボクサーです。双子だけあって顔も売り二つなのですがボクシングスタイルもほぼ同じに見えます。両者とも中間距離の差し合いで勝負する選手でKO率に差があれ二人ともとも強力なパンチをもっています。そのため圧倒的にポイントで負けていても1発のパンチでKO勝利を掴むシーンも見受けられます。最近ではトニーハリソン、ブランドンアダムス、マットコロボフなどの強豪とも戦ってますがいずれも苦戦を強いられており、今回の大一番では圧倒しての勝利が望まれています。

 

VSデレビヤンチェンコ この選手は過小評価気味?

兄ジャーマルはゴロフキン選手やジェイコブス選手を苦戦させたデレビヤンチェンコ選手。ミドルではどちらかというと小柄な彼ですがその分近距離での手数の多さとステップワークはミドルでも群を抜いていると感じます。正直出来が悪かったとはいえゴロフキン選手相手にあそこまで前に出てこれた事は驚きました。展開としては距離を詰めて近距離のインファイトに持ち込みたいデレビヤンチェンコ選手と中間距離で戦いたいジャーマル選手ですが遠い距離から踏み込むアダムス選手に被弾を許しまくったジャーマル選手だとデレビヤンチェンコ選手を中間距離で捕まえるのは難しい気がします。個人的な予想としては近場で打ち勝つであろうデレビヤンチェンコ選手が大差の判定で勝つと予想します。ただし1発といえばジャーマル選手の方があるので最後まで目の離せないような気がします。

 

VSジェイソン・ロサリオ ジュリアンジャクソン戦の再現か?

この選手は個人的に好きな選手です。というのも前回のジュリアンジャクソン選手を5RTKO勝ちした内容が素晴らしかったからです。おそらくジャーメル選手はこのロサリオ選手を穴選手と思っているかもしれませんが僕としてはリスキーな相手だと思います。とにかく打ち合う選手でパンチもあるので少なくともジャーメル選手は戦前のハリソン戦のように手数が少ないとロサリオ選手がポイントをとることも想像できます。ただし、ロサリオ選手はディフェンスがとてもいいわけではないので、下手にプレスをかけたときにカウンターでチャーロ選手の強打を食らい倒れることも想像できます。ただ僕としてはロサリオ選手が前回ジュリアンジャクソン選手を倒したときにファンになったので買ったほしいのはロサリオ選手かな~。

 

チャーロ兄弟からしたら大博打

気づいてる人もいるかもしれませんがチャーろ兄弟が戦う両者はどちらも強敵で今まで彼らが戦ってきた相手よりもリスキーな相手です。ただリスキーな相手ですけどトップオブトップというわけではないので負けると今までの評価が一気に下がります。もちろん彼らのような1発があるファイターはそれだけで勝利を掴む可能性が高まりますが、得意なタイプの相手ではありません。彼らが戦いやすいのは彼らと同じように中間距離でのみの攻防をしてくれるファイターです。それ以外のタイプのファイターと戦うと苦戦を強いられる彼らがこの両者とたたくのは今までの自分達の殻を破り、本当の意味でミドル級トップオブトップになりたいという気持ちが感じられます。そのためチャーロ兄弟に対して厳しい予想をした僕ですが、その予想をくだらないものとさせてくれるような試合を明日のチャーロ兄弟には期待します。