ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

フロイド・メイウェザー プリティーボーイ時代のアグレッシブスタイル part2

前回に引き続きメイウェザー選手がプリティーボーイ時代と呼ばれたキャリア前半期のファイト内容について語ろうと思います。メイウェザー選手の完成度は20代前半の完成度ではないといいましたが初王冠のヘナロ戦以降もその勢いは衰えるどころか勢いを増していきます。

 

VSディエゴ・コラレス

コラレス選手は当時元IBFチャンピオンで33戦全勝27KOの戦績を持ちハードパンチを誇ります。そのため対戦相手が避ける選手ですがメイウェザー選手はこの危険な相手に対して臆さず挑んでいきます。確かメイウェザー選手がオッズで負けている試合は少ないものですがこの試合はコラレス有利とのことでした。ベルトはかからなかったものの実質上の無敗のチャンピオン同士の対決なので当時の注目度は高かったのではないでしょうか。そして実際の試合内容はそれをはるかに超えていくものになりました。

何もかもが速すぎるメイウェザー

メイウェザーといえばそのディフェンス能力のほかにスピードも特徴の代表例として挙げられますがこの試合のメイウェザー選手は自身の50戦の中でも最高速度で動き続けた試合内容だと思います。コラレス選手のやりたいことは相手をロープに詰めての左右のフック。そのためプレスをかけ続けますがメイウェザー選手の足が速すぎてたとえロープに詰めても左右にするりと逃げてしまいます。たとえ近場になってもガードと見切りによってパンチを当てさせてもらえません。キャリア後半のメイウェザー選手の特徴的なシーンとしてロープを背にしたまま足を止めて上半身の見切りでパンチをさばききるシーンが目立ちます。デラホーヤ戦やカネロ戦など。そしてこのロープ際の攻防で素晴らしいデイフェンスによる読み合いの攻防が始まります。しかしこの試合ではその後部にすら持ち込ませてくれませんでした。オフェンス面に関してはメイウェザー選手は本人もコラレス選手も届かないはずの遠い距離から踏み込んでのジャブとストレートで有効打を奪っていきます。コラレス選手が中間距離で刺しあわないボクサーというのも差し引いてもあんな遠くからあのスピードでパンチが飛んで来たら対応できないだろというものでした。それこそこの踏み込みはパッキャオとかのものに近しいものがありました。前半はこれによってコラレス選手を完璧にコントロールしだんだんと追い足もなくなってきます。中盤以降に足が止まってきてコラレス選手に対しメイウェザー選手は中間距離の攻防に切り替えボディと顔面のパンチを打ち分けを積極的に行います。上下散らされたところにメイウェザー選手の高速の左フックが炸裂します。このダウンはこの語の試合の流れを決定づけるものでした。完全に効いてはないもののダウンによって明らかに一段と手数と追い足が減ってしまうコラレス選手。メイウェザー選手はそのためより思いっきりパンチを振ってきます。その後はダウンを合計4つ奪いメイウェザー選手はの圧勝となりました。正直8Rぐらいには勝敗は決してたのかなと思いますがそれでも最後まで試合を捨てないコラレス選手と今後のキャリアを思って試合を止めたコラレス陣営、どちらも現在のボクシング界にとって見本にすべき姿だと感じました。そして党のメイウェザー選手にとってはキャリア前半にベストバウンドなのではないでしょうか。足もハンドスピードも速くそれに付随する試合運びとテクニックがある。この時のメイウェザー選手に勝てるスパーフェザー級の選手は果たしているのでしょうか。僕が可能性があると思うのは同じくスーパーフェザー級歴代最高と呼ばれるワシル・ロマチェンコ選手ですかね。今後もし余裕があればこの試合の妄想を語りたいなとも思います。

 VSカスティージョⅠⅡ

おそらくメイウェザー選手がプロに入って初めて苦戦した相手です。というよりこの試合はメイウェザー負けていたとの声が多かったです。展開は簡単でめいぅえざー選手は単発のジャブを当てるのですがカスティージョ選手の前進が全く止まらずメイウェザー選手にインファイトを仕掛けます。いつもより友好的なパンチを当てられず逆にロープに押し込まれる姿は今までにはないものでした。個人的にはメイウェザー勝利はギリギリわからんでもないかなという感じです。ホームディジョンと有効打ですかね。カスティージョ選手はロープに詰めパンチを振りまくってましたがそれが有効だとしてあまり当た手はいませんでした。それほどきれいな有効だが入ってなくて圧勝はないです。まぁそれはほとんど手数の出せなかったメイウェザー選手にも言えることですが。普通に付けたらカスティージョ選手です。メイウェザー選手は背の高いプレッシングファイターと戦い、その足を止めれないと毎回明確に勝ったとは言えない内容になってしまします。カスティージョ戦、デラホーヤ戦、マイダナ戦など。このような経緯もあってリマッチが組まれ2戦目になったのですが2戦目のメイウェザー選手はすごかったですね。近場では今でこそよく見られるL字ガードできれいにブロッキング。近場で連打が出るカスティージョ選手相手に状態のスウェーではさばききれないと判断したのでしょう。さらい1戦目よりも足をより動かしジャブの1発1発強く打ち一か所にとどまらない。これにより体のパワーが上のカスティージョ選手にとって友好的な作戦となりました。このスタイルは後半期のメイウェザー選手のものかという人もいるかもしれませんが自分はそうは思いません。後半のメイウェザー選手のスタイルはそのディフェンス能力のさることながら一番の武器は相手に尾安置を出させないことだと考えます。あとはR間の調整能力。これらの能力はこの試合では見られないためやはりまだ違うのかなと思います。このことに関しては後半の動画で詳しく語ります。

VSフィリップ・ヌドゥ

この試合でのメイウェザー選手はキャリア後半期に戦い方の変化につながった大きな試合になったと思います。この試合を知る人からすればなんで?と思うかもしれませんが今までのメイウェザー選手は試合の大部分をオフェンスで構成されていて素晴らしいディフェンステクニックも披露してましてがそれはあくまで試合の一部分だけです。ただこの試合ではあえてなのか偶然なのかディフェンスとオフェンスを半々にしていました。特に5Rのロープを背にしての見切りのシーンなのがその象徴です。また今でこそ当たり前のように使っているL字ガードとプルカウンターも昔は必殺のタイミングのみに使うでしたがこの試合をきっかけに標準的に使始める傾向になりました。特にL字ガードとか顕著ですよね。そのため言い方は悪いですがこの試合のヌドゥ選手はその実力がこれまでの戦績通りのものだとアメリカに証明するはずのものが逆にメイウェザー選手の第二のキャリアの展開期になったと思います。

 

 ちょっと少ないですが今回はここまでにします。前半期のメイウェザー選手はたとえボクシングを詳しくしらない人でもそのスピードと破壊力はわかりやすいものだと思います。そのためこのころのメイウェザー選手のファイトスタイルは好きという人も多いのではないでしょうか。僕としてはこのころも好きなのですがやはり相手が後半期と比べると後半期に分が上がってしまいます。前半期にメイウェザー選手とかみ合ったうえで優秀なファイターがいてくれたらなぁと思ってしまいます。