ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

エキサイトマッチ感想 へリング ブラント アルバレス スミスなど

今回は10月12日にオンエアされたWOWOWエキサイトマッチの感想を振り返ろうと思います。この放送に登場したボクサーは日本人選手との対戦経験もあるジャメル・へリング選手やロブ・ブラント戦手が登場しました。またライトヘビー級の強豪ボクサーであるエレイデル・アルバレス選手VSジョー・スミス選手の対決もあり満足できる内容でした。ちなみに試合自体はオンエアよりもだいぶ前に行われていたので試合結果自体はTwitterで知った状態での観戦となりました。それでは1試合ずつ振り返っていこうと思います。

 

ジョー・スミスVSエレイデル・アルバレス 

個人的に思うのですが現時点でのライトヘビー級ってめちゃくちゃ層の厚い階級になっていると思います。今回の両者は勿論、ジャン・パスカル選手やバドゥ・ジャック選手、マーカス・ブラン選手やコバレフ選手。そして王者として現在頂点に君臨しているドミトリー・ビボル選手と僕の推しアルツール・べテルビエフ選手がいます。最近グボジークさんが引退したのは残念でしたがそれでもタレントに富んでいます。そしてこの試合はそのライトヘビー級の強豪二人の試合です。この試合に登場したジョー・スミス選手はあのバーナード・ホプキンスさんの最後の対戦相手となりました。またエレイデル・アルバレス選手は全盛期にPFP最強クラスだったコバレフ選手をKOで倒しアップセットを起こしました。

個人的に僕の試合前予想はアルバレス選手のスタイルはスミス選手にとってやりずらいだろうなとは思っていました。アルバレス選手は中間距離で刺しあって勝負するタイプです。仕留めるときは連打が出ますが基本的にそれ以外の大半の時間は中間距離で手数が出なくなってしまうこともあります。それに対しスミス選手のスタイルはプレスをかけてのインファイター。アルバレス選手は距離を詰められるとできることが限られてしますので入られるとスミス選手の独壇場になるかなと。そして実際の試合展開は似たようなことになりました。近づいてフックの強振を容赦なく降ってきます。あとアルバレス選手は手数が出るわけでもフットワークを使うタイプではないので止まったところにスミス選手の連打をもらいすぎてしまったという感じです。僕はアルバレス選手の1発がどこかで当たるのかなと見ていましたがそこはスミス選手が下手に距離をとったりしなかったことがアルバレス選手に有効的だったと思います。個人的にスミス選手は現ヘビー級最強のべテルビエフ選手に最も倒せる可能性があると考えています。それがなぜかはべテルビエフ選手のことについて語るときにします。

 

ロブ・ブラントVSビタリ・コピレンコ

村田選手と2回の激闘を繰り広げたブラント選手の試合です。そしてその対戦相手も村田選手と関連のある選手です。確か村田選手はバトラー戦のスパーリングパートナーとしてコピレンコ選手を呼んだと記憶しています。正直僕はコピレンコ選手の試合をバトラー戦しか見てないのでガードをあげての中間距離で刺しあうタイプの選手かなという印象しかありませんでした。正直このタイプの選手は足を使い手数が出るブラント選手にとっておいしい相手なのかなと感じました。そして実際の試合展開ですがブラント選手のファイトスタイルがちょっと印象と変わっていました。僕のブラント選手のイメージ像は常にリング内を動きまくり同じ場所にとどまらず、同時に他数も出せる。この試合では手数を少し抑えてあまり動き回らず中間距離でしっかり足を止めて打っていました。そのためいつもよりもパンチの被弾も目立ちましたがその分相手にパワーショットを多く当てていました。また単に止まるだけでなく動くところは動くフットワークを使う時は使うなどメリハリもついたと思います。コピレンコ選手は5Rで勝ちが見えなくなり試合を棄権しブラント選手の勝利となりました。個人的にいい方向に進化しているようには見えましたが懸念状況もあります。それは村田選手との対戦のことです。現在コロナ禍ということでボクシング興行が頻繁に行われているとはいいずらい状況です。そしてトップランク所属のミドル級の選手は少ないため再選条項も相まって村田選手の次戦はVSブラント選手Ⅲが行われる可能性が非常に高いです。その時にこのファイトスタイルのまま村田選手と戦うのは厳しいかなと感じます。前回の2戦目を見ての通りパワーでは明らかに村田選手が優位です。中間距離で打ち合った時もブラント選手はよりダメージを負うパンチを食らってしまいました。そのため村田選手と戦う時に限っては1戦目の足をふんだんに使い手数で前進をせき止める方法だと思います。ただ進化した村田選手はコンビネーションが出るようになったためやっぱり相性がいい相手のようには見えません。

 

ジャメル・へリングVSジョナサン・オケンド

こちらも日本人選手の伊藤雅雪選手と世界のベルトをかけて戦ったへリング選手との防衛戦です。相手のオケンド選手のことは正直全く知りませんでしたがへリング選手は伊藤選手との試合で素晴らしいアウトボクシングを見せてくれたので楽しみにしていました。そして試合内容ですがまさかの展開になりました。オケンド選手が常に頭から突っ込んできてとうとうへリング選手とバッティングが起こってしまいました。そしてそのままオケンド選手が失格となりへリング選手の勝利となりました。なんといっていいのかわからないような試合展開となりました。オケンド選手の入り際に必ずカウンターを打ち込むへリング選手ですがオケンド選手の前進が全く止まりません。近場に来ると頭を下げすぎなためアッパーしか打てないと解説の西岡さんが述べていました。そのため単調な流れになってしまいましたができればへリング選手にはクリンチ際でオケンド選手を削ったりもっと足を使って捕まえられないような単会を作ってほしかったなという印象です。例の伊藤選手との試合では右のジャブもさることながら足のフットワークが素晴らしかったです。ロープにつまらないように必要最低限足を動かさずターンを多用する。これで伊藤選手の前進をうまくさばき切りました。へリング選手はフランプトン選手と戦いボクシング人生を終了すると述べていましたがその試合に関してはへリング選手が実現しやすくなおかつネームのある選手、そして何よりへリング選手の方が相性がいいためビックチャンスだと思います。この試合もできるだけ早く見てみたいですね。