ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

【感想】ゴロフキンVSカネロⅠ ミドル級の帝王と若き英雄が見せた神試合

今回は約3年前にアメリカラスベガスで行われたミドル級のビッグマッチ、ゲンナディ・ゴロフキン選手とサウル・"カネロ”・アルバレス選手の試合について語ろうと思います。本来でしたら今回のブログはゴロフキン選手について語ろうと思ったのですが先ほどYouTubeのおすすめでDAZNが配信してくれているゴロフキンVSカネロⅠが流れてきて何も考えずタップしてしまったら面白すぎて12R見てしまったという、、、、、YouTubeのおすすめも本当にいい仕事してくれますね。もう10回以上は見ましたが色あせない面白さ。そのせいでこの試合について語りたいことが色々出てきたのでやむなく予定変更でこの試合について語っていくことになりました。

このビックマッチが面白い理由はただ一つ お互いが全力絵を出し切ったから

これは当日の両者のコンディションがよかったとかそういう意味ではなく両者に試合の勝敗を傾けるような要素が少なかったという意味です。そもそもビックマッチというのはフェアな条件で決まることはほとんどありません。そりゃビックマッチは両者がスター選手なのでよっぽど勝った時のメッリトがないと起こりづらいですし、たいていは片方が全盛期を過ぎ去っていたり体格差があるなどが多いです。それに対しこのゴロフキンVSカネロⅠはファイトマネーが均等でなかったりするもののお互いナチュラルなミドル級、ゴロフキン選手は落ちてきた?といわれていたもののこの試合のパフォーマンスを見る限りはこの試合に関してそれがトラブルにはなっていなかったと思います。試合前後間でのけがやバッティングもなく純粋にビックネーム二人が素晴らしい試合を見せてくれました。(118-110とメキシカンビーフはここでは忘れておきます)

 

絶え間なく続くゴロフキンの圧力に何とかして迎撃するカネロ お互いがお互いに未知の経験を与える展開に

肝心の試合展開でしたがこれが本当にすごかった。ゴロフキン選手はいつもの試合のようにプレスをかけて相手をロープ際に追いかけます。ゴロフキン選手のプレスって今まで僕が見てきたプレッシングファイターの中で一番うまいなと感じます。パワーがあればプレスが上手いって問題でなく相手が左右にどのようにして逃げるかにしてリングカットする追い足の上手さだったりフェイントなどで相手の動きを制限していく技術が大切になっていきます。ゴロフキン選手のこの技術は一流で1試合を通して相手がずっとロープ際周辺しか移動できないほどの圧力をかけることができます。

案の定この試合もすぐにロープにカネロ選手を追い込むゴロフキン選手。しかし最初の1,2Rはさすがに相手がカネロ選手ということで見る時間が長かった。カネロ選手も足を使ってロープ際を軽やかに動いてました。時折に真正面からゴロフキン選手に対して有効なコンビネーションを放つなどしてゴロフキン選手を前に出させないようなアプローチをしていました。しかし3R以降ゴロフキン選手の圧力が強まり始める。捕まえられないもののゴロフキン選手が積極的にジャブからのコンビネーションを打ち込みます。ただカネロ選手は持ち前のディフェンス技術でクリーンヒットは与えさせない。ただ圧力が強すぎてカネロ選手もなかなか完全に攻勢に移れない。この時点でカネロ選手がこれまでゴロフキン選手が戦った相手との違いが出てましたね。

一つの分岐点となったのが5R。ついにカネロ選手がロープにつまりゴロフキン選手がビックパンチの右ストレートを当てる!しかしいつもの左右のフックの嵐とならずにお互いにフェントをかけあう。おそらくカネロ選手が常にカウンターからのロープ際からの脱出を狙っていたため下手な強振ができなかったんでしょう。ただカネロ選手からしても自分の意志で下がるわけでなく無理やり下げさせられさばくので手一杯というのを見たことありません。お互いが今までの相手と違うと感じたことでしょう。

 

失速したカネロに無慈悲なコンビネーションを放つゴロフキン それでもカネロは一方的な展開に持ち込ませない

6R以降、今まではコンビネーションを積極的に放っていたカネロ選手ですが一気に失速しロープ際でサークリングする展開が続きます。おそらく真正面からゴロフキン選手の圧ry苦を封じ込めようとしたのが予想以上にスタミナをロスしてしまったのでしょう。ロープ際で休もうとするシーンが目立ちました。しかしこの項状況を逃すゴロフキン戦手じゃありません。5、6Rよりも近場の打ち合いの展開を残しパワーショット重視でカネロ選手を削りに行きます。ここら辺のRは一気にゴロフキン選手がとっていったでしょう。カネロ選手のセコンドがずっと前に出てやつ(ゴロフキン)の好き勝手させちゃだめだと叫んでいたのを覚えています。ただ僕がこの周辺のRで感心したのはカネロ選手です。カネロ選手はここで前に出るよりも重要なことを行っていました。それが体力回復です。確かにRをとれてはいませんでしたがその分最小限の上体の動きでゴロフキン選手のパンチをいなし足を使って左右にあれだけエスケープできたからです。もちろん有効はだいぶもらいましたが深刻なダメージをもらうようなクリーンヒットはなかったと思います。ある意味ゴロフキン選手のダメージリゾースを無効化しきったRだと思います。ほかのゴロフキン選手と戦ってきた選手達だったらここいらでポイント以上にダメージの蓄積が深刻な状態になっていたと思います。

 

9R以降反撃に出るカネロ選手が逆襲に成功 ただゴロフキン選手はそれでも止まらない そして最後はお互いありったけの手数を出し合いどつきあう展開に

5~8Rを半ば捨ててでも体力回復を行ったカネロ選手。祖手をモごとに成功させこのRからゴロフキン選手の圧力に屈しず真正面のコンビネーションで前進をせき止めます。そして一瞬のスキをついてカネロ選手の会心の右オーバーハンドがゴロフキン選手の顎にクリーンヒット!これは効いたでしょ!と思いましたがなんとゴロフキン選手はノーダメージ。いやもしかしたらダメージはあったのかもしれないが足にきてなく何事もなかったかのように前進を続けるゴロフキン選手。いや、普通に恐ろしいw

その後のRもゴロフキン選手の圧力は続きまたもやカネロ選手がロープ際に。ただ先ほどと違うのは一方的に打たせるわけでなくカウンターも当ててましたし下がりながらのコンビネーションも笹ていました。それに負けじとゴロフキン選手もジャブを中心にクリーンヒットを奪いに行く。これだけ高レベルの選手同士がこれだけ手数を出し続けるってめったにないことですよ。12R終わるまでそうなるかわからなかったし本当に面白かったです。

 

個人的に117-111or116-112でゴロフキン選手 ただカネロ選手勝利の声もわかります

ジャッジが結構部宇津木を醸したんですけど個人的にはゴロフキン選手の完勝かなと。カネロ選手があれだけゴロフキン選手の圧力をさばいたのはすごいですし間違いなくゴロフキン選手のプロの試合の中でも苦しめたと思います。ただゴロフキン選手の有効打の数が目立ちましたね。いつものビックパンチが少ない代わりに左で多彩にカネロ選手から有効打を奪った印象です。そしてダメ押しの攻勢点。ただカネロ選手の115-113といった意見がわかるのはカネロ選手の方がクリーンに見えたパンチは多かったですよね。というか前から思ってましたがカネロ選手のパンチってジャブにしても当たり方が派手というかだれが見てもきれいに当たったなと思わせるようなパンチなんですよね。ジャッジにアピールしやすい有効打みたいな。これは有効打を重要視するボクシングの判定においてとても有力な武器だと思います。てか半分冗談ですがカネロ選手がらみのジャッジが物議を呼ぶときって政治力というよりジャッジがこれによって勘違いおこすからじゃ?まぁジャッジも大変だと思いますがボクシング界のためにも厳正なる審査を求めたいですね。僕は試合が面白すぎてあまりこの試合に関しては何も思いませんでしたが。