ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

ジャーボンテイ・デービスVSレオ・サンタクルス 戦慄のKO劇 興行的には大成功?

井上尚弥選手がラスベガスでマロニー選手と戦っているのとほぼ同時刻、アメリテキサス州にてデービス選手とサンタクルス選手のタイトルマッチが行われました。

なぜか二階級のベルトが同時にかかるという謎ルールでしたが人気選手同士のマッチアップのため問題ないようです(笑)しかもライト級でも破格のパワーがあるであろうデービス選手と実質スーパーフェザー級での試合をしていないサンタクルス選手。正直試合前から勝敗予想はデービス選手勝利一色。デービス選手のコンディションがよっぽど悪いとかじゃないとサンタクルス選手の勝ち目は薄いという感じでした。

ちなみに僕もこの試合前の予想は前にブログで書きましたがデービス選手圧倒的優位でサンタクルス選手が前に出てきて打ち合いになったらすぐにKOが起こるのでは?ただそれはやらなそうという感じでした。

まさかサンタクルスがこんな戦い方を選ぶとは、、、、でもこういう試合の方が観客は喜ぶし勇敢ですよね

試合展開ですが僕はサンタクルスは距離をとって足を使い連打でデービス選手の出鼻を崩していくといった感じでした。まさかサンタクルス選手がどっしり構えて打ち合うなんて夢にも思いませんでした。軽量の時から明らかに体がでかくなってるなと思っていたのでもしやと思ってましたが本当にやるとは。こういう試合展開の方がただKOが起きるよりも見ている人も喜びますし実際にあの距離でハードパンチャーのデービス選手と打ち合うのは緊迫感がありました。

1~4Rの展開というのはお互いが中間距離でのパンチの交換でお互い手を出してはディフェンスしてのせめぎあいでした。1発の威力は当然デービス選手なので当たるとサンタクルス選手はのけぞるシーンが目立ちますがサンタクルス選手はリーチの長さと回転数で上回り結構デービス選手にパンチを当てていました。デービス選手といえばどの相手と戦っても基本的に相手の方が身長リーチが高いのですが持ち前のクイックネスでハードパンチを当ててきました。しかしペドラザ戦や今回のサンタクルス戦を見ていると距離感を使うのが上手い選手の場合は結構やりずらそうに見えました。ただこの打ち合いの展開が続くと明らかに厳しいのはサンタクルス選手の方

迎えた5R、押し込まれるシーンが目立って来たサンタクルス選手ですが懸命に右ストレートを打ち続けます。ガードを高く上げて打たれっぱなしに見えたデービス選手ですがこっそりとスイッチをしていた。そこでサンタクルス選手の右にデービス選手が体制を崩しての左アッパーがサンタクルス選手の顎に直撃。失神したまま一向に起き上がってこないサンタクルス選手を見かねて珍しくデービス選手も心配で駆け寄ってきたレベルです。

これは今年度のKOベストイヤーに選ばれるレベルに見えましたね。倒し方の衝撃とお互いのネームバリュー的に2016年のカーンVSカネロみたいなものですね。普段からKOには興味ないといってましたがこういうのを見るとこれ目当てに試合を見る人の気持ちはわからなくもありません。日常的には見ることのできない光景。ただこれが起きたのは明らかに危険な戦い方を選択したサンタクルス選手がいたからこそ起こったことで、試合後の退場するときも彼の声援はすさまじくこういう姿勢もけれが好かれる原因なのかなと。

勝者はPFPトップ10に入るのか? ちょっとそれはないのかなと

結構衝撃的な決着となった試合せすがお互いネームのある選手のためこの試合の勝者はPFPランカーになるのかとささやかれていましたが僕はそれはないかなと思います。今回勝利したのはデービス選手なのですが興行的には成功でもやっぱりミスマッチというか平等な試合ではないですよね。倒し方はともかくぶっちゃけこれはデービス選手が勝たないといけない試合ですよね。むしろパンチもらいすぎで顔を腫らしていたところを見るとライト級の強い選手と戦った時にどうなるのかなと?とそっちの方が強く感じましたね。仮にサンタクルス選手が勝利していたらトップ10にはいってもおかしくないのですがデービス選手がこの勝利で入るのはどうかなと。もちろん彼の素質や非凡なものは今までの試合から見れてわかるので今後それがどのレベルのものなのかを相応の相手と戦ってみてみたいですね。

デービスはそろそろライト級で大暴れしてほしいですね それこそVSロペスやVSヘイニ―にどうやって崩すのか

デービスの過去の世界戦はセンセーショナルなKOを見せてくれましたが参考になるのはペドラザ戦ぐらいですね。それ以外の世界戦はどうしても彼にとっては試されるような相手でなかったり階級差があったり。ガンボア戦も結果完勝でしたがアキレス腱を切ったガンボア選手に攻めあぐねたりワンツーを被弾したりと本人も試合後のインタビューで自身のパフォーマンスに納得できてない様子でした。もちろんこの年齢でこのキャリアは順調そうなのですがこれだけのセンスがあればもっとを望んでしまいますね。僕が期待したいのはライト級のネームのある選手と戦うことですね。現在のライト級戦線はプロスペクト・ベテランが揃っているのでそこら辺の選手が見たいですね。リナレス戦手とかならば中間距離のハンドスピードでデービス選手をコントロールできると思います。かといってデービス選手のパンチが当たれば試合を終わらせられる。そう考えると簡単な相手に見えますがライト級のパンチャーでもリナレス選手との対戦を避けるかのように彼はその致命的なパンチをもらわない中間距離での攻防が強いのです。そして危険なハンドスピード。実際に彼はKOされた5試合を除いてはどの相手にもポイント勝負で負けたことはありません。ライアン・ガルシアが避けたのも1発を当てるよりも中間距離の差し合いで負けてポイントで上回られる可能性が高いと感じたからでしょう。

その相手と戦ってデービス選手がどう立ち回るのか。ちなみにリナレス選手も自身のYouTubeで戦いといってましたね。

次にVSロペスとVSヘイニ―ですね。絶対すぐに戦うことはないですが見たい試合です。ロペス選手はデービス選手とほぼ同じタイプのファイターだと思います。踏み込みのクイックネスとハードパンチ。苦手そうなタイプも似てますね。ただ違う点といえば体のサイズですかね。そのため両者が戦ってロペス選手が勝った場合はロペス選手が完全な上位互換の選手となってしまいます。しかしデービス選手が勝てばそうでないことを証明できます。個人的にはデービス選手の凶暴性に期待です。

もう一人がヘイニー選手。この選手は他のプロスペクトよりも話題が少ない選手ですがぶっちゃけ将来性が一番高い選手なのではないでしょうか。KO率が他のライト級プロスペクトよりは低いのですがその代わりメイウェザー選手のような卓越したディフェンス能力とカウンターがあります。このスタイルをキャリア初期なのに続けているってのが凄いですよね。この戦い方は10回やったら10回勝てるような安定性がありますね。デービス選手があの鉄壁のディフェンスを突破できるのかといわれれば難しそうですがそれを試合で見てみたいです。

やっぱりデービス選手の潜在能力を本当に見せつけるような試合ってまだだと思います。今後何時になるかはわかりませんがデービス選手このような選手たちと戦う姿を早く見たいですね。