ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

カネロVSスミス決定か? PFP1位の選択について

DAZNゴールデンボーイプロモーションとの間で訴訟沙汰になっていたカネロ選手が12月19日にスーパーミドル級のチャンピオンであるカラム・スミス選手との対戦が決定しました。正直今年中に試合をするとは思っていませんでしたがまさかここにきてスミス選手との対戦が。今回はこの対戦に至った経緯だったりほかのカネロ戦選手にとってのベストな相手について語ろうと思います。そのためカネロ選手とスミス選手との対戦予想に関しては別のブログで書きます。

カネロ選手のおさらい

今回カネロ選手が選んだスミス選手ですがもともとはIBFのプラント選手が候補でした。しかし対戦は実現されず代わりにスミス選手になりましたが正直カネロ選手にとってはよりやりやすい相手に変わったのだと思います。カネロ選手は間違いなく現時点での全階級を通じての最高クラスの選手ですが決して不得意なスタイルがないわけではありません。例えば彼は過去の対戦相手のネーム・質・数最高なのですがその分いろんなタイプの相手との対戦を経験をしています。その中で得意不得意のタイプが発揮ししていてカネロ選手の苦手なファイトスタイルは足を使うアウトボクシングをする選手です。メイウェザー選手だったりララ選手だったりトラウト選手、最近だとジェイコブス選手やコバレフ選手などこのようなタイプの選手との対戦時には相手から明確にポイントをとるのが難しそうです。特に直近のコバレフ戦ではサイズ差がきついというのもありますがKOするまでポイントはとられていました。これは僕の邪推になりますがプラント選手はそのようなファイターとタイプが似ていてかなりやりずらい選手となっています。加えて若くサイズ差があって少なくとも慣れてないスーパーミドル級でいきなりやる相手ではありません。プラント選手は気に入ってる選手なのでこれもまた別のブログで。

逆にカネロ選手が得なタイプは中間距離と近距離での攻防です。いろんな距離感で戦えるものの一番優れているのがインファイト。近距離のコンビネーションの速さと精度で打ち勝てるボクサーは階級では見当たりません。そのためカネロ選手がゴロフキン選手Ⅱ語に3階級制覇を狙ってロッキー・フィーリング選手と試合をしたのですがその試合は3Rでのカネロ選手のTKOで終わりました。これもインファイト勝負を挑んだロッキー選手に対し自分の土俵で戦うことができた結果です。仮にそのリーチ差と足を使えばもう少し試合が長引いた可能性も。

なぜカラム・スミスなのか?

おそらくライトヘビー級にあげた影響ですでにミドルの体重を作れないカネロ選手はスーパーミドル以上での試合になると思ってましたがぶっちゃけカネロ選手がこの階級のチャンピオンの中でだれを選ぶかといわれればスミス選手一択なんですよね。それはプロモーションとかか関係なしに。例えば現在王座をはく奪された元WBCチャンピオンのべナビデス選手とかは一番選ぶ可能性は少ないです。なぜならべナビデス選手はフィジカルとパワーがスーパーミドルのものではなくライトヘビーでも普通に通用する選手だからです。直近でも体重超過をやらかしましたし。そんな選手とやるのはリスクが高くわざわざリスクを負ってまで選んだりはしません。ほかのスーパーミドル級の選手も彼がライトヘビー級にあげるのをずっと待ってると思いますよ。誰も彼の名を自分から出さないので。

次にプラント選手とサンダース選手に関しては上記で述べたようにあまり得意なタイプでないので勝敗関係なしに良くは試合展開できなさそうです。まぁもしこのコロナ禍がなければサンダース選手を選ぼうとしていたみたいですね。まぁ苦手といってもカネロ選手クラスの選手ならば結局は競り勝つとは思います。サンダース選手はプラント選手ほどのサイズもないので。

やっぱり消去法で行くとカラム・スミス選手を選びますよね。ついでに彼は現在リングマガジンのベルトも持っていて一応スーパーミドルで一番の評価です。身長リーチも190㎝を超えていてそれだけでもやりにくい選手です。ただこの選手は距離を保てると強い反面、距離をつぶされて近距離の攻防になるとあまり対応ができなくて苦戦することがあります。ちょうど戦前のライダー戦がそのパターンで自分よりも身長リーチが長い相手にも競り勝ってきたカネロ選手だったらインファイトで攻め落とせると踏んだのでしょう。というよりそう考えてるからこそカネロ選手はこの試合を選んだのです。仲がいいライアン・ガルシア選手がキャンベル選手を選んだのも結構意見が分かれててキャンベル選手はオリンピックで金メダルを取った選手でプロでの敗北もその階級トップクラスの選手に負けたもの。テクニック的に上回るのになぜライアン選手は選んだのか。それはかつ自信があるからです。しかも彼のように無敗を商品価値において丁寧に育てられる選手が選ぶというのは本人だけでなく陣営もよっぽど勝つ自信があるのでしょう。

いいマッチアップは必ずしもネーム第一ではない

ビックネーム同士の対戦となると当然ビックマネーも生まれ話題にもなるし結構いいことが多いのですが必ずしも試合的によくなるとは限らないと思います。もちろんこいつとこいつが戦ったらどっちが勝つのか?という格闘技の神髄はわかりますがそれはあくまでどちらの選手が全力を出せる場合、つまり適正階級同士で実力伯仲の選手同士の試合がいいのです。だから直近で言うとデービスVSサンタクルスは個人的にあまり試合前からテンションも上がりませんでしたし、デービス選手のファイトスタイルにもテクニカルな部分が少なかったと思います。ちなみに今後の試合で言うとエロール・スペンスVSダニー・ガルシアとかも。ダニーガルシア選手は結構個人的に評価が高いボクサーで決してボクサーとしての技量がスペンス選手に劣っているとは思いませんが正直予想は傾きますよね。この試合というかスペンス選手についてはダニーガルシア選手との試合前後で語ると思います。まぁ僕はこのような考え方なのですがそういう意味ではカネロVSスミスはまだ勝負論があってまだいいと思いますがね。