ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

【preview】ダニーガルシアVSスペンス ウェルタービックネーム対決! 正直勝負論はない試合

ウェルター級といえば最近PFP最強候補のクロフォード選手がブルック選手を倒して動きがあった階級ですが今回はその階級でネームがある選手通しのエロール・スペンス選手とダニー・ガルシア選手のWBCIBF王座の統一戦の予想と展望について語ろうと思います。

スペンスのアウトポイントが濃厚?

両者ビックネームでお互い難敵の選手を倒してきた実力者通しの対決ですが僕が海外のSNSやコメント欄でざっとこの試合の予想を見たとこところほとんどの人が「ダニーはいい選手だけどスペンスが圧倒するだろう」という意見ばかりでした。僕の好きなマイキー選手は「全局面でスペンス選手が上回って勝利」と。これらの意見に関して自分も大体同じ意見でダニーガルシア選手がスペンス選手を効かしたりポイントアウトする姿があまり想像できないです。ただダニーガルシア選手は過去の試合を見ても結構タフで鉄の顎を持っている選手なのと、スペンス選手はマイキー戦を見てもたとえ一方的な展開になろうと慎重にせめて危険なことはしない選手なのでKOは起きにくいのかな?

じゃあなんでこのようなスペンス選手圧勝予想が多いのでしょうか?

これにはスペンス選手がどのような選手でこれまでどのような履歴書を持っているかを見直す必要があります。

スペンスの海外評価は結構厳しめ?

PFPランキングの大半でランキングに入っていてリング誌に関しては5位に位置している。そして過去の対戦相手を見てみると特にケル・ブルック選手に敵地で完勝し、ポーター選手相手に王座を統一している。これだけ述べればこの選手が階級の並王者では収まらない選手でしょう。ただ海外のボクシングファンの評価としてはウェルター級においては最強選手かもしれない実力を持っていて確かな実績はあるもののPFP上位陣に入るかといわれれば疑問符が付く選手という感じです。この根拠としては僕も何度も言っていますが彼のサイズが明らかにウェルター級以上の肉体を持っていて対戦相手との平等な試合になってないこと。対しかに普通に見てもでかいなとは思いますがこれは難しい観点ですね。確かにボクシングというスポーツって同じくらいの体格のある選手どおしが戦ってどちらがBOX能力が高いかを競うものですから。そのために体格面での平等を期すためにあそこまで近代のボクシングは階級が分かれている。ただあそこまで細かく分かれててもあくまで前日に規定のリミットに抑えればいいわけで無理にでもあとしてしまって当日までに戻せば体格差は生まれてしまいますし正直本当に適正階級で戦っているボクサーってほとんどいないというかみんな適正階級より上のところでやっているので自分もそうしなきゃって場合が多そうです。ただこうなってくるとPFPで本当に最上位に入るかというのは難しいですよね。だってPFPは階級差がなくて体重差をなくしたものとしてだれが強いかを比べるランキングだから。そのためパフォーマンスは勿論ですがカネロ選手やロマチェンコ選手の評価がある程度定まっているのはこういう面も考慮に入っているからなんですかね。その点でスペンス選手を見てみると確かに過去の対戦相手はみんな体格の優位を保った選手ばかりで仮に自らが自身よりもサイズが大きい選手と対峙した時にどこまでやれるのかは未知数なのかなとは思います。

次に僕はポーター選手との試合に関してですがこの試合はポーター選手の健闘もあって2-1のスプリットの判定に持ち込まれました。ダウンを奪いなんだかんだスペンス選手の完勝で問題ないと思いますがPFPに入ってる選手が自身の優位を保てる階級で接戦はどうなんだ?ていう指摘もありましたね。僕はポーター選手頑張ったなという感じで見てましたがこれもいろんな見方ができますよね。良く言えばポーター選手が実力者でどんな強敵相手にも接戦に持ち込めるから。悪く言えば確かにあのスタイルなので対応するのが難しいのも相まっていいところは行けますが、サーマン選手やブルック選手といった上位選手に勝ち切ることはできてないとも取れます。少なくともVSポーター選手に関してはスペンス選手よりはブルック選手の方がいい内容だったかなと思います。あれを見てスペンス選手はちょっと評価を落としてしまったのかもしれません。

ダニーガルシアはウェルター以下の選手でスペンスはウェルター以上 

体格が大事みたいな話をしたついでにダニーガルシア選手に関してもそのことについて。ダニーガルシア選手はスーパーライト級ウェルター級で2階級制覇してる選手でウェルターでも往還したし十分やっていける選手っていうのはわかります。ただどちらの階級が力を発揮できたかといわれれば間違いなくスーパーライト級ウェルターではあってないと思います。よく聞く意見では階級を下からあげてきた選手が上の階級でやるときに筋トレで体を大きくして上の階級の選手と並んでも見劣りしないように試合しあげてきます。WOWOWでスペンス選手とマイキー選手が戦った時に解説だった井上選手や伊藤選手もマイキー選手が体を大きくしてきたことによって同じ階級の選手に見えるし体格差も感じないとコメントしていました。僕もそう感じましたがこれって同じ階級の選手になったということとは全く違います。ボクサーというのは基本的にヘビー級以外の選手はほとんどが身長のわりに体重が軽く細い人ばかりです。いいたとえをしている人がいましたがボクサーはカラカラのスポンジのようでそれがある程度水を吸ってリングに立ちます。だからその状態でその階級での相対的なパワーを備えていて動きのキレを保ってられる階級に行くことが適正階級で戦うということです。筋トレでパワーをつけるにしてもつけすぎるとスピードやキレでディスアドバンテージを食らう上に限度がありますよね。極端すぎますが仮に身長160㎝ぐらいで体重が60キロぐらいの人がめちゃくちゃ筋トレをしまくってたとえ体重を90キロぐらいにたとしてもヘビー付近で戦うのは不可能みたいな感じです。さすがにここまではともかくこれが適正帰休を超えて力を100%発揮するのは無理という理由です。逆にその階級よりも上でやってる選手としては計量時に明らかに水分が抜けすぎていて減量がきつそうな選手とかそうですよね。あそこまでカラカラだとさっきのスポンジの話ではないですが水を吸った後にフレームが大きい選手の方がたくさん水を吸ってサイズで優位に立てますよね。あと戦うたびに相手が大きなけがを負わす選手とかもちょっとあってない可能性がありますね。

ダニーガルシア選手はナチュラルなスーパーライト級、スペンス選手は輝きを保てるかは別にして多分ミドル付近が適正。特にガルシア選手に関してはポーター戦やサーマン戦を見ても厳しいものがありあそこまでスペンス選手がでかいとパンチを聞かせられないかもしれない。それが僕がこの試合にあまり勝負論を感じられないのとガルシア選手がスーパーライトでの素晴らしいパフォーマンスがみれないっていうのもちょっと悲しいものがありますね。まぁ僕はガルシア選手好きなので僕の予想を裏切って勝ってほしいですけどね。