ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

ライアン・ガルシア スター候補の現在地について デービスとの試合が起こらない理由

今回語るのはあのオスカー・デラホーヤ(6階級制覇王者)が手塩にかけて育てているスター候補選手、ライアン・ガルシアについて語ろうかなと思います。彼はSNSでの知名度や人気がすさまじく現役の世界チャンピオンと比べてもSNSのフォロアー数が群を抜いているぐらいです。特に日本でも彼のSNSにあげた練習映像から彼のことを知ったという人は多いのではないでしょうか?実際に彼の練習を見てもわかるように彼のハンドスピードはすさまじいです。シャドーやパンチングボールの練習を見ているとよくわかります。そんな彼はリングの上でもハードパンチとハンドスピードを駆使して現在は無敗のままライト級のWBC暫定正解王者となりました。そんな彼の気になる点に関して語っていきます。

直近のキャンベル戦について

直近の試合でルーク・キャンベルをKOで下したことでライト級内での評価は前回よりも上がりましたね。というのもキャンベルという選手はロンドン五輪の金メダリストでプロでは世界チャンピオンになれていないものの戦ってきた相手がホルヘ・リナレスだったりワシル・ロマチェンコなど強豪ばかりなので仕方がないといわれていますね。勝てはしないもののリナレスとの試合では序盤いダウンを奪われるもののそこから挽回して僅差の判定まで持ち込みました。そのため世界王者ではないもののライアンにとってはタフな相手という感じでしたね。そして肝心の試合内容でしたがライアンは序盤にキャンベルのオーバーハンドのパンチをもろにもらってダウンしました。しかしそこからプレスを強め強振をし、ボディ打ちでキャンベルをKOします。このKO負けしたことのないキャンベルを倒してかつというのは確かに好評かもしれませんが一方で厳しめの意見もありましたね。最初のダウンだったりパワーと体格で、無理やり押しつぶす方法など。試合後にはライアンの顎に関してはテストされたなどと色々いわれていました。

この試合に関しての僕の見解は正直ライアンが勝つだろうなという予想でした。というのもライアンってみんな見てもわかりやすいと思いますが135lbsの選手じゃないですよね。試合を見ても同じ階級の選手が戦っているように見えなかったし、キャンベルのパンチって出うん以外にもカウンターがいい感じで当たっていたのに全然効いてなさそうだったというかもう並のライト級の選手のパンチだったら彼を効かすのは難しいんだろうなって思いました。あとキャンベルののスタイルですが彼は基本的にミドルレンジでの差し合いで相手のコントロールして勝つタイプの選手ですが体格とパワーで上回るライアンがプレスをかけてきた時に対応できないんじゃないかなって。キャンベルはいい選手なんですがやっぱりフットワークがいい選手じゃないので過去の試合でも得意のミドルレンジで相手を圧倒できないとタジタジになるシーンが見受けられましたね。最後にこれちょっとメタ的になりますがライアン陣営がキャンベルを対戦相手に選んだってことですね。というのも彼のようなプロスペクトで将来スターになるかもしれない選手って無敗の肩書がとても大事なんですよ。だから対戦相手は本当に厳選されるし、もし10回やって何回かは勝てるかもしれない相手でもリスクがあると対戦相手に選ばれないんですよ。実際ライアン本人はインスタとかでデービス戦やリナレス戦をあおっていたんで本人は戦い他のでしょうけど陣営はgoサインを出さないですよね。一時期なんかマレス(フェザーぐらいが適正の選手)とやろうとしてましたし。だからこのタイミングでキャンベルを選んだってことは本当に陣営含めて勝てる可能性が高いから選んだんですね。あと前にトレーナーのレイノソのインタビューで聞いたのはライアンはサウスポー得意らしいですね。確かに彼の得意な左フックは顔だろうがボディだろうがキャンベル相手に有効に働いてたと思います。

SNSチャンピオンと皮肉られるもライト級での立ち位置は明確にしたライアン

やっぱり今まではどうしてもミスマッチと呼べる試合が多かったり頭から突っ込んできてインサイドで戦おうとする相手に苦戦したりなどどうしてもほかのライト級のプロスペクトと比べても一枚落ちるかなって感じでしたがキャンベルというタフでリナレスやロマチェンコといった強い選手からも逃げない相手を倒したことでライト級のランキングでは高い位置にいますね。こういうキャンベルとかミドル級のデレビヤンチェンコみたいな選手ってプロスペクトとか実力を証明しなきゃならない選手にとってとてもおいしい選手なんですよね。ただ強いて言うならキャンベルをKOしたからKOできなかったリナレスやロマチェンコよりもすごいってのは成り立たないと思います。実際彼はダウンもしたしその後も完璧にフルラウンドキャンベルを上回ったわけではないので(スコアはほとんどライアンについててキャンベルが不満を漏らしていた)。ただライアンがライト級という階級においては危険な選手ということは見ている選手はわかったんじゃないですか。現時点で彼の適正階級はわからないですが135lbsでないことは確定ですし。彼をフルラウンドアウトボックスすることもライト級の選手からしたら骨が折れるでしょう。てかどうでもいいかもしれませんがこのライト級のプロスペクトの誰かが試合すると毎回他のプロスペクトが文句言ったりケチつけるのが面白いですね。

デービスとの対戦は起こるのか ライアンの今後のプランは?

お互いSNSとかで煽りまくっててこの試合を見たいって人多いと思います。先のことは誰にも分りませんが正直この試合が直ぐに起きる可能性限りなく低くて、少なくとも数年後までないと思います。というもの先ほど言った通り彼らのようなプロスペクトがわざわざ危険な相手と戦うわけがないんですね。それはお互いにです。よくどちらかが試合を避けているって言われますが正直どちらの陣営もやりたがっていないですよね。しかもお互いプロスペクトということは勝った方が相手のすべてを奪うわけでプロモーターからしたら今後のビジネスやお金とかに関しても相手のプロモーターに奪われちゃうんですよ。さらにお互い底が見えてるわけでもないのでいくら本人達がやりたいって言ってもプロモーターがOKするわけもない。実際ライアンとデービスのマッチメイクって海外だとよく批判されていてデラホーヤは正直に避けた相手の名前を言うし、メイウェザーに関してもそれがよくわかっているから適正階級が下の選手を選んだりロマチェンコとは戦わせないんですよ。人気があって既に高いファイトマネーを稼いでいるデービスをお金にこだわるメイウェザーがプロモーターの違いという理由だけで戦わせないのは腑に落ちないですし。まぁこういう陣営の判断に毎回批判を受けるのって選手本人だしかといってプロモーターがこういう判断するのもビジネス面を考えれば納得できるので簡単に文句は言えないですよね。

ライアンの今後のプランとしてはWBCの暫定のベルトをとったので正規王者のデビン・ヘイニ―との試合が濃厚そうですね。この二人はアマチュアの時から対戦経験があってその時はヘイニ―が勝ち越しているそうです。キャンベルを倒して自信と勢いに乗っているライアンが果たしてまだ底も欠点も見せていないヘイニ―とやるのか?はたまた一時対戦の話が出たリナレスとの試合か?どちらにしてもライアンにとってはチャレンジファイトといわれライト級でもタフな相手達なのでやるだけでもファンの評価は上がるんじゃないですか。逆に今回キャンベルを倒しちゃったのでそれ以外の微妙な相手と戦っちゃうと文句言われちゃいそうです。