ボクシング独り言

語る相手がいないぼっちボクオタがボクサーやボクシングの試合について一人で語るブログです。

テオフィモ・ロペス ロマチェンコ戦の内容とか判定とかについて

今回は元PFPキングでありライト級でも最強といわれていたワシル・ロマチェンコを倒してundisputed chanpion(議論の余地なし、つまりその階級最強の称号)となったテオフィモ・ロペスについてです。この選手については以前ロマチェンコ戦でちょっとふれたりしましたが今回はこの選手中心に彼の特徴だったり今後の動向だったりについて語ります。

イメージとしてはデービスを少し大きくした感じ

この選手についてどういう選手かといわれれば僕はこう答えますね。まぁこの説明ってデービスがどういう選手かを知ってないと成り立たないのですが。言うなればパンチ力があってクイックネスに優れている選手ですかね。ただ二人とも一応ライト級の選手なんですが適正階級はロペスの方が上ですよね。明らかに減量苦でライト級の選手と戦っていてもオーバーなパワーだったりと適正階級は140lbsぐらいかなと思いますね。デービスは140lbsが適正化は現時点ではわかりませんが今のところは135lbsっぽいです。そういう意味でもタンク(デービス)とロペスの試合が起こりずらい要因の一つなんですがデービスとの試合についてはまた今度話します。あまりガードあげるタイプじゃなくL字ガードを頻繁に使いますがディフェンシブというわけじゃないですよね。どちらかというとカウンターを常に狙ってくる選手でそれが勝ちにつながった試合が何個もあります。だから裏を返すとカウンターをうまく合わせられる距離感にいなかった中谷選手には苦戦を強いられましたよね。他には要因はあるもののloma相手に優位に立ち回れたのもlomaは勝つために絶対にロペスの懐に踏み込まざるおえなかった。ジャブで試合を組み立てるタイプではありませんが踏み込みが速いのでいきなりのフックとか良く使いますね。個人的にはジャブを起点にしないとパンチを当てるのが難しいタイプの選手との試合が見てみたいですね。

なぜloma戦を受けた理由となぜあんな試合になってしまったのか?

ロペスといえばこれですよね。まだ若くて無敗が大事なプロスペクト、実際は勝ったからよかったもののロマチェンコ戦はリスクがあったはずです。それにもかかわらずなぜ試合を引き受けたのか?ボクシングファンの中ではこのアクションが勇敢とか男気があるなど賞賛されていましたね。確かに僕もそう思います。ただ現実的に試合を組んだのは当たり前のことですが勝てる確証があったから組んだんですよね。それは試合が決まったら絶対勝つつもりで挑むとかそういう意味じゃなくて陣営含めてかつ確立が高いと感じるから試合を受けたんですよね。これは僕のロマチェンコvsロペスでも触れましたがロペスにとってlomaというのは格好の獲物だったんですよね。正直純粋にボクシングの能力に関しては結構な差があったと思います。ただそれを覆せる要素があったんです。それが適正階級の差です。lomaって皆さんが言っているようにライトが適正じゃないんですよ。適正はスーパーフェザー級で大してロペスは先ほど言った通りスーパーライト級。このアドバンテージが生かせて相手はライト級で実力を証明しているloma。受けない理由って敗北が付くかもしれないぐらいですよね。あとロペスが中谷選手に苦戦したからって理由でlomaに勝つのは無理って予想した人も多いかもしれませんがそれは相性も含めてのものなので難しいですよね。実際に試合を見てみてもlomaが今まで見たことないぐらい守りに徹していつも使っているフェイントとかも使えないぐらいキツそうでしたよね。同じハードパンチャーで適正階級がスーパーフェザー級のウォータースのパンチはガードで防げば問題なさそうでしたがロペスのパンチはガードの上からでもlomaをぐらつかせたりバランスを崩していました。試合前からわかってましたがああいうの見てると余計階級が違うんだなってのがわかりますよね。結果見事に判定でlロペスがomaを下したのですがじゃあ不利だといわれてもロペス戦を申し込んだlomaはなんでなの?って話ですよね。言い方は悪いですがそれはなめていたんでしょう。要は体格のハンデを背負っても勝てるぐらいテクニックで上回っていると思っていたから試合を申し込んだわけで。まぁやってみたら無理だったんですが試合前は行けると思ったんでしょう。適正階級が下の選手が上の選手に挑む時って大体その技術をなめられているんですよね。じゃないとそんな不利な試合受けるわけないので。マイキーもそれでスペンス相手に痛い目みました。あとlomaが様子見すぎたから負けたっていう人もいましたが多分様子見すぎたってわけじゃなくてそうしないとやばかったからそうしたんだと思います。lomaって他の試合見ていても最初の1,2R全然手を出さないで相手の様子を見ることが多いんですよね。ライト級にあげてからはよりそれが顕著に見えます。それでもここまで見る時間が長いのは初めてでそれはそこまで時間をかけて様子見ないとカウンターもらって試合がそこで終わる可能性があったからなんですよ。要は攻めなかったんじゃなくて攻められなかったんですよ。情報収集をしっかりしないで下手にせめてパンチをもらうわけにはいかなかったから。

ここまで言うとなんかlomaは階級の差があって負けたから仕方ないといってるように感じるかもしれませんが実際に試合を申し込んだのはlomaなんでそのことで彼に同情するつもりはないですね。あと試合後のlomaのインタビューにてlomaが判定結果がおかしいと不満を漏らしたせいで日本、海外では結構ぼろくそたたかれていますよね。まぁ正直あの採点はおかしかったし(119-109とか)文句を言いたくなる気持ちはわからんでもないです。ただlomaが勝っていたという声は海外ではほとんどなくて日本で一部の人が言ってたぐらいでしたね。僕は正直ロペスかなと思いましたがloma勝ちの人の主張もわからんでもないんですよ。このスポーツの採点って10ポイント・マスト・システムっていうちょっといろいろ問題のある採点方式なんですが基準がたくさんありますよね。ただ正直大体の試合っていうのはラウンドごとのパンチを当てた数で優劣が付きます。パンチを放った数じゃなくて顔やボディにクリーンに当たっているパンチです。その会ったパンチの数がほとんど同じで優劣がつけられない時によりクリーンだったのは?とかより積極的に攻めていたのは?とか主導権を握っていたのは?とか考慮されるんです。lomaとロペスの試合で問題になっているのって前半のlomaがほとんど手を出さなかったラウンドをどう振り分けるかです。loma側としては前半の何個かのラウンドは自分がとっていた。というのも確かにロペスは手数を出していたし自分のパンチの数は異常に少なかったが相手のパンチをほとんど顔に受けずにガードしていた。そして数が少なくても自分のパンチはロペスの顔に当てていた。インタビューや本人のヒット検証とか見てもそう主張したいのでしょう。逆にロペスとしては確かに顔に当てた数は相手の方が上かもしれないが手数が段違いなのとボディはしっかり入っていたよねという主張。確かにボディも有効打なので仮にそれ含めても若干lomaの方が当ててる数が多かったとしてもアグレッシブなロペスにポイント行くのは納得ですよね。ただボディへの有効打はどうしてもその性質上顔面のヒットよりもクリーンに見えずらいことがあるのであまりそれを有効打としてとってくれないジャッジもいます。だからちょっと叩かれていましたがwowowの解説陣がloma贔屓の採点になったのは別にたたくほどおかしいことではないと思います。実際かなり僅差の試合で採点が難しい試合なので割れるのは仕方ないと思います。ただメタ的に考えてアメリカであの試合でどちらにポイントを振るかといわれればそれは明白だし僕もそうしました。

 

次回はロペスの今後の動向だったりほかのプロスペクトとの試合についてです!